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感情的な問題を確認して解決するカウンセリング本

第一章

心の問題の特定と解決

2004 年以来、主は、心の問題で日々悩み、カウンセリングを求めて来られる方たちを私の心の重荷とされました。 怒りの感情に関する問題やうつ病を抱えた方、毎日被拒絶感に悩まされている方、そして愛されていると感じたことのない方など、さまざまな方がおられます。 私の長年の観察によると、基本的に教会は日常の心の問題には対処していません。 この「傷ついた心のケア」シリーズは、教会がこれらの問題をよりよく理解し、傷ついた人たちへに関心を持ちはじめ、それらの方々が問題を霊的に解決するための助けを提供できるようにデザインされています。 問題に苦しんでおられる人々がいても、それを理解したり、思いやる人がいないように思われます。 心の中の苦痛を表現する方法を知らず、教会の他の人々に助けを求めるすべもわからない人々が多数おられます。 たいていの場合、人々は問題を抱えた人に対応したり、実際に助けるために心を開くことはありません。 悩んでいる個人を理解し、ケアし、そして自由へと導こうとするクリスチャンの方々が必要です。

人々が体験する傷には 2 種類あります。

人の心は、他人がその人に対して行ったことによって傷つくことがあります。 怒りに満ちた家庭環境は人間を傷つけます。 批判的な父母は、子供の心を感情的に傷つけます。 子供を拒絶したり、常にこきおろすようなことを言う親は、子供の心を感情的にロックし、そのような子供たちは一生それらの問題による痛みに悩みます。 傷のもう 1 つの種類は、その人に与えられるべきであったものが与えられなかったことによる傷です。子供には、特に親からの愛情が必要ですが、愛情を受けなかった子供たちが多数います。 子供たちは、育まれ、ケアされなければなりませんが、親が子供を無視し、子供から感情的に離れる場合もあります。 うつ状態の親は、感情的に心を閉ざし、子供と心のつながりを持つことができません。 このような親を持つ子供たちは、感情的なニーズを持って成長し、関心と愛情を切望しながら、それが満たされることはありません。 ガラテヤ人への手紙に「互いに重荷を負い合いなさい」とあります。 カウンセリングをするとき、私は「心の中で何が起こっていますか。たった 1 人の人にでも愛されていると感じたことはありますか」と尋ねます。 あまりに多くのクリスチャンが「誰からも愛されていると感じたことがない。愛がどのように感じられるものなのかもわからない。どういう経験なのかも知らない」と答えておられることには驚きます。 私たちが人間関係の中で体験するように神がデザインされたことを体験していない方が多数おられます。

ダビデは心の痛みを感じた

ダビデは詩篇 55:4 で「わたしの心はわがうちにもだえ苦しみ...」、
詩編 102:4で「わたしの心は草のように撃たれて、しおれました」と語っています。 詩篇 109:22 では「わたしは貧しく、かつ乏しいのです。わたしの心はわがうちに傷ついています」と言っています。
私たちが、心の痛みを経験したの初の世代であるというわけはありません。 詩篇を読むと、人生で体験した苦痛に関するダビデの記述が何度も出てきます。 私たちもそれと同じ種類の心の痛みを経験するのです。 私たちは、人々が直面する問題に対する答えと、心の中の感情的な痛みを解決するための支援を提供したいと考えています。

人々が人生で体験する 2 種類の問題。

最初の問題は、霊的な問題と呼んでいるものです。 霊的な問題とは、恨み、プライド、反逆、道徳的堕落、および偽善などの問題です。 霊的な問題を持つ人は、それを認めて、悔い改める必要があります。

2 つ目の種類の問題は、感情的に傷ついた心です。 心の傷を悔い改めても、何の役にも立ちません。自分がしなかったことを悔い改めることはできないからです。傷ついた心の場合、鍵となるのはその人をイエス様に導くことです。 イエス様は、心に平和をもたらし、心の中の痛みを解決してくださいます。

このセミナーでは 4 つの異なる分野について検討します。

最初の分野は、「Rekindling Marital Intimacy(夫婦の親密性をよみがえらせる)」シリーズの『Biblical Concepts Counseling Workbook(聖書的概念に基づくカウンセリング ワークブック)』で説明した霊的問題の分野です。 霊的問題には、恨み、世俗的価値観、反逆、反抗的態度、プライド、道徳的堕落、オカルト、偽善などがあります。 Rekindling Marital Intimacyシリーズは、個人が霊的問題を特定し、実際に解決するための助けとなるようにデザインされています。

このシリーズでは、感情的な問題に関連する 3 つの分野に注目します。 まず、その人が虐待を受けたかどうかを判断します。 身体的虐待、性的虐待、霊的虐待、または言葉による虐待を受けているかどうか。 問題は、「その虐待が心の中で感情的にどのような損傷を与えたか」ということです。 虐待は、他の人々との関係におけるその人の対応にどのように影響するのでしょうか。 内面的な傷は、夫婦関係のほか、子供に対する対応にも影響します。

感情的な問題

焦点をあてる 2 つ目の分野は、感情的な問題の分野です。 今週は、心の痛みに関する 12 の問題を定義します。 それらの問題がどのようにその人を傷つけ、人間関係におけるその人の対応にどのように影響するかを定義します。

問題は、「心の痛みが人をどのように傷つけ、その人が人間関係において対応する方法にどのように影響するか」ということです。

3 つ目の分野は、プレッシャーのパターンとして定義された分野です。 プレッシャーのパターンは必ずしも罪ではありませんが、人が傷ついた原因となった問題です。

プレッシャーのパターン

たとえば、 高い期待を持つ母親に、衝動的で集中力がない息子がいた場合、その息子は母親からのプレッシャーによって傷つけられます。 自制力のある母親であることは、必ずしも悪いことではありませんが、自制力のある気性を持ち合わせていない子供を傷つける場合があります。

支配的な人は、従順な人を傷つけることがあります。それは、支配的な人は自己主張が強く、心に傷を負った従順な人を無視する可能性があるためです。

表現力のある人は、自分を言葉で表すことのできない人を傷つけることがあります。 これら 7 つのプレッシャーのパターンが実際にどのように人間関係を損ない、その人の人間関係における対応方法にどのように影響するかを定義します。 ここでも、問題は「プレッシャーのパターンが人をどのように傷つけ、その人が人間関係において対応する方法にどのように影響するか」ということです。

私は、長年にわたるカウンセリングにより、成人した人が反応する対象の 90% は、20 才になる前(正確には 6 才になる前)に受けた心の傷につながっていることがわかりました。 人生の初期に傷を負った人の場合、それがその人の人生で繰り返されるパターンとなり、常にその問題に悩まされることになります。

このシリーズを通してチャート 1.1 を参照します。 このチャートの上辺にはプレッシャーのパターン、右辺には霊的な問題、下辺には虐待の問題、そして左辺には心の問題が示されています。

このシリーズでは、これらのうち 3 つの分野、プレッシャーのパターン、心の問題、および虐待の問題を取り上げます。 これらの問題を定義し、それらによってどのように人が傷つくのかを理解します。 また、解決方法を理解するための支援も提供します。

聖書が人々の問題に対する答えを提供していることには驚きます。 詩篇の 147:3 に「主は心の打ち砕かれた者をいやし、その傷を包まれる」とあります。

神は、私たちが人生で体験してきた痛みを取り去ります。 神に痛みを委ねれば、神は私たちの過去からの痛みを癒すことができます。これができるのは神のみです。 カウンセラーとして私は、傷ついた方たちと私のオフィスで膝をつき合わせ、3 時間もの時間を費やしてその傷を定義します。 どのようにして傷ついたのか、それによってどのような思いをしたのか、個人生活の中で何を経験しているのか、そしてその痛みにどのように反応したのかなどを特定します。 そして、私が導いてイエス様にお祈りします。 イエス様が、傷ついた心に平和と癒しをもたらされる様子は、最も美しい光景の 1 つです。 その人の心はまったく変わり、絶望の代わりに希望を、心の傷による束縛の代わりに自由を経験するようになります。 正直に言って、イエス様が人生を造り変えてくださることほど、効果的なカウンセリング手法はありません。 カウンセリングにおいて神のみことばと祈りを使用しなければ、人生を変えることはできません。 人とその痛みをイエス様に委ね、その人の心をイエス様に癒していただくことができれば、その人の人生は劇的に変わります。

詩篇 55:22 に「あなたの荷を主にゆだねよ。主はあなたをささえられる」と書かれています。 神は、私たちが、人生および過去からのプレッシャー、問題、および心の傷をイエス様に委ねることによって、私たちの心に癒しをもたらすことを望んでおられます。 これまでこれらの問題によって苦しみ、カウンセリングを受けたにもかかわらず希望を失ってしまった人が、イエス様に導いてくれる人に出会ったという例をお話ししたいと思います。 イエス様は、平和をもたらし、それらの人々の心を変えたのです。

主イエス・キリストが来られた目的

ルカによる福音書 4:18 に主イエス・キリストが来られた理由が書かれています。 イエス様は次の目的で地上に来られました。

ここで提案があります。 神は、私たちがイエス様が行われたことを行うことを望んでおられると思います。つまり、私たちが信仰者として人々の生活に関与し、打ちひしがれている人々、心に傷を負った人々をケアすることを望んでおられるということです。 神は、霊的に傷ついた人々が自由になるために、私たちが手を差し伸べることを望んでおられます。 神は、虐待によって傷ついた人々に私たちが自由をもたらすことを望んでおられるのです。

心の傷

心の傷について検討しましょう。 このシリーズの最初の部分では、人がどのように心の傷を負うのか、そして心の傷がその人にどのように影響するのかに焦点を置きます。 人が心に傷を負う方法は 5 つあります。

まず、人が感情的に傷つくと、自身の見方に影響します。 自尊心が傷つくのです。 自分が見下げはてられた人間であり、取るに足らない、愛されない人間だと思うようになります。 「私を大事に思ってくれる人はだれもいない」、「皆から嫌われている」、「私のために時間を割いてくれる人などいない」などと考えるようになり、自分に対して否定的な感情を持ちます。 ひどく傷ついている人は、心の中に隠れている自分に関するこれら否定的な考えを 30 ~ 40 個も挙げる場合があります。 誰かが離れていくたびに、彼らはこれらの心の痛みを経験し、うつ状態や拒絶状態に陥ります。 このサイクルは繰り返しを続けます。 配偶者までも去っていきます。 感情的に、神の望むところとするものよりもずっと低く自分を見ます。
2 つ目に、心の傷はその人の他者への対応に影響します。 配偶者同士、互いに怒りを抱いている場合があります。 また、相手に対して互いに高い期待感を抱く場合もあります。 絶望と落ち込みで対応する配偶者もいます。 心の中で苦闘している問題を解決できず、内面的な痛みのために人を押しやる場合もあります。
壁を作って自分を守る配偶者もいます。 ある夫人は「私は、夫の怒りが私に及んで感情的に傷つけられることのないように、1.5m の鋼板の壁を自分の周りに作りました」とおっしゃっておられました。また、私のオフィスで「私には貫通不能な巨大なブロック壁があります。 その壁は、貫通することもできず、高さも高いので乗り越えることもできません。そしてドアも窓もないのです。 傷があるために、私の心にはアクセスできません」と言われた女性もおられます。 さらにもう 1 人の女性は、このようにおっしゃいました。「夫は私の心を 100 個もの破片にずたずたに切り裂きました。だから、夫が私の心を決して見つけることのないように、私はヨーロッパの 100 の都市に心を隠すことにしました。彼には私の心を二度と捧げません」と。 なぜこのようなことをおっしゃるのでしょうか。 それは、心の中に感情的な傷があるためです。 カウンセラーとして、私は彼女たちの心に何が起こったのかを解明したいのです。 誰が傷つけたのでしょうか。 どのように傷つけられたのでしょう。 その傷は相互の関係における対応にどのように影響したのでしょうか。
3 つ目に、心の傷はその人の他者の扱いに影響します。 親切か、オープンで率直か、それとも怒りや苛立ちを感じるかは、過去に経験した心の痛みによります。
4 つ目に、心の傷は、その傷に触れた相手にどのように反応するかにも影響します。 中学生のときに養護施設で性的虐待を受けた男性がいました。 夜中に、彼が叫ばないように誰かが彼の口に手を当て、別の男が性的虐待を加えました。 長年の結婚生活でも、妻が彼の頬に触れると、彼はすぐに激情し、それがなぜなのか彼は理解できずにいました。 それはすべて性的虐待による心の痛みに関係していたのです。 その痛みはこれまでずっと付きまとい、彼の反応はその痛みの現れでした。 人は経験した痛みそのものを精神的にブロックすることがよくあります。
私のオフィスに来ていたカップルのご主人がご夫人に向かって「君は台所に行くたびにこんなふうに手を挙げていることに気がついているか」と言って、 その手を自分の顔の前にかざしました。 家には台所に入るスイングドアがありました。 ご夫人は「いいえ、そんなことは気がついていない」と答えましたが、「子供のころ、別の部屋に何かを運ぶために台所に入ると、母に手の甲で打たれたものだわ」とも言いました。そのため 30 年後になっても、彼女は手をかざして、誰からも傷つけられないように自分を守ろうとしているのです。 これらは、誰かが傷に近づくと、過去に経験した痛みに対する感情的な反応が現れる例です。
過去からの心の傷による 5 つ目の影響は、私たちが神をどのように見るかに現れます。 教会に一生通っているのに、感情的には神にまったくつながっていないクリスチャンを見るのはとても悲しいことです。 神から愛されていると感じていないのです。 聖書を開くことはできても、その聖書は意味を持たないのです。 その真実に対応できないのです。 心から祈ることができないのです。 知的には祈れても、心でつながることができません。 神に通じることができないということは、過去に受けた心の傷による痛みに関係していることがよくあります。 そのような人たちは、誰かが彼らに対して腹を立てると、神が彼らに対して怒っているととることがあります。 親が彼らを拒絶すると、神が彼らを拒絶したととります。 親が完全主義者であれば、神をも完全主義者と見ます。 ですから、これらのセッションでは、心を主イエス・キリストに通じさせ、主との関係において霊的な成長を開始できるように、これらの問題を実際に解決できるということを説明することが重要です。

心の傷を癒すことはできるか? 解決できるか? 私たちは変わることができるか?

カウンセリングに関する書物の多くは、私たちは変わることができないと述べています。 これまでいつも抱えてきた問題は、これからもいつも抱えることになると。 もしそのような考え方が私の哲学であったとしたら、カウンセリングなどは行いません。 平均的なカウンセラーは人と話すだけであり、傷を癒していただくためにイエス様へ導くことはありません。 そのようなカウンセラーは、問題の解決を助けることはできません。 しかし、私たちは祈りによって人々をイエス様に導き、彼らが経験した痛みをイエス様に伝えることができます。 そして、心の痛みをイエス様に癒していただき、痛みを解決することができます。

人は心が傷つけられたことにどのように対応するか?

まず、自分を傷つけた人に対して、または経験した状況のために心に恨みを持つ人が多くいます。 多くの人は、他人から受けた痛みを持ち続けます。

また、自分を傷つけた人に対して怒りを感じている人もいます。 その怒りを表現する人も、心に秘める人もいます。どちらの対応も、拒絶感、不安、落ち込み(うつ状態)につながります。

さらに、心を閉ざし、人との関係を絶ち、記憶を失う人もいます。 集中できず、 誰かにその痛みに触れられるたびに、頭がぼんやりします。 私のオフィスを訪れた 3 人の男性に次のことを尋ねました。「ご夫人が怒ったり、威圧的だったり、高い期待を持っていたりするとき、どのくらいの時間を彼女と一緒に過ごしますか。彼女が言ったことを覚えていないほど頭がぼんやりするのはどのくらいの時間ですか。 長年の結婚生活のうち、彼女と過ごしていない時間が 50% ありますか。」 3 人は全員「妻が言ったことの 90% を覚えていない」と答えています。 彼らは子供の頃に心の痛みの問題から自分を切り離していましたが、親と同じような人と結婚したときに、結婚からも自分を感情的に切り離してしまったのです。

4 つ目の種類の対応として、人から二度と傷つけられないように、威圧したり、支配したりする人もいます。 深い傷を受けた人は、威圧的になったり、怒ったり、自分を傷つける可能性のある人をすべて感情的にブロックすることがよくあります。

5 つ目は、社会的に離れるという対応です。 他人によって二度と傷つくことがないように、社会から引きこもることがよくあります。

最後に、自分の心を引き離して傷つかないようにします。

心の傷による人間関係への影響

まず、心を傷つけられた人は、愛を与えることができない場合が多く、別の人に愛を示すことができません。

次に、愛を受け止めることもできません。 再度傷つくのではないかと恐れています。 その結果、心の傷があまりにひどいために、さらに傷つくことを恐れて心を開くことができません。 愛を得ることなどできないと思っているため、彼らを愛そうとしている人を信頼することができません。

癒された心は、愛を与えることができるだけではなく、愛に答えることもできるのです。 両方向に心が開かれています。しかし、そのような関係はなかなかありません。

感情的に傷ついた心は、自己中心的に自分の痛みのみに焦点を絞るようになります。 自分のみに集中するため、配偶者が見えません。 深く傷ついた人は、すべてにおいて自己中心的です。 自分をかわいそうに思い、自分の痛みを考えます。 自分の配偶者のことにも気付きません。 上の図では、自分中心の夫、下には自分中心の妻が示されています。 彼らはお互いを思いやることができません。 自分自身の痛みのみに集中しているため、愛に対する相手のニーズが見えません。 落ち込んだ人にはこのパターンが見られます。

経験した心の傷を見つける方法

まず、ケアする側は、人の心に焦点を絞り、心に向けた質問をする必要があります。 その人の心の中で何が起こっているのかを知る必要があります。 そのため、カウンセラーとして私は人の心の中で起こっていることに焦点を絞りたいと思います。 人の心に向けた質問をしたいので、次のような質問をします。

愛されていると感じたことはありますか。

その人の心の中の中核的な痛みを見つけた後、痛みの原因を突き止める必要があります。 原因は何でしょうか。 誰が傷つけたのでしょうか。 その痛みはどこから来ているのでしょうか。 どの痛みにも原因があります。 その痛みを見極め、逆に追跡すると、その人を感情的に傷つけた人は誰かがわかります。そして、それは年少期に起こっていることが多くあります。

次のことを見極める必要があります。

その後、どのように傷つけられたのかを特定する必要があります。 彼/彼女の心に何が起こったのでしょうか。 どのような問題が痛みを引き起こしたのでしょうか。

「痛みを表す言葉」シートの痛みを表す各言葉の前に 0 ~ 10 を書き込むように指示します。 0 はその種類の痛みを経験したことがないことを意味します。 10 はその種類の痛みを非常に強く経験したことを意味します。 5 分間で、その痛みの出所と、その人が経験した痛みの種類を特定することができます。 これは夫婦で相互に行うことをお勧めします。なぜならば、あなたがあなたのご夫人の心の傷を理解して、その痛みを思いやるようになると、彼女はあなたに対して心を開き始めるからです。

次に、経験した痛みに関連する「痛みを表す言葉」を分類します。 心の問題にはそれぞれ関連付けられる「痛みを表す言葉」があります。 それらについては、後の章で説明します。

たとえば、夫人が「一人ぼっちだ」、「愛されていない」、「求められていない」、「大事にされていない」に印を付けた場合、それらの言葉を最初の欄に書き込みます。 「痛みのカテゴリ」という見出しに、「愛されていない」と書き込み、夫人が印を付けた関連するすべての言葉を書き込みます。 夫人がこれらの言葉の多くに高い数値を付けた場合、父親、母親、祖父母など、人生において重要な人から心の傷を受けたことがわかります。

夫人が「非難された、責められた、こきおろされた、拒否された、全部自分が悪い」の横に「10」などの高い数値を書き込んだ場合、「こきおろされた」の見出しを付けて、その欄にこれに関連するすべての言葉を書き込みます。

高い期待を持つ親、または完全主義の親を持つ人は、「気に入られない、何もうまくできない、良い結果を出さなければならないというプレッシャー、不十分」などの言葉に印を付けます。 これらの言葉はすべて次のボックスに入ります。

また、自分の気持ちを表現できない人は、「意見が尊重されない、聞いてくれなかった」などに印を付けます。 見出しは「聞いてくれなかった」になります。

痛みを表す言葉を定義してボックスに含めると、それぞれの言葉が特定の種類の痛みに関連付けられます。 上の 2 つ目のブランク「誰が痛みを引き起こしたか」で、配偶者、または相手に「あなたが愛されていると感じなくしたのは誰ですか」と尋ねます。 「実際にあなたを尊重してくれなかったのは誰ですか。」 「あなたに対して実際に高い期待を持っていたのは誰ですか。」 「あなたをこきおろしたのは誰ですか。」 5 分以内にその人の心の痛み(それがどこから来たのか、どのような経験をしたのかなど)を定義することができます。 プレッシャーのパターンと心の問題の各章には、その問題に関連付けられた、痛みを表す言葉があります。

痛みのカテゴリ

痛みのカテゴリ 愛されなかった

痛みのカテゴリ 想定

痛みのカテゴリ こきおろされた

痛みのカテゴリ 尊重されなかった

痛みのカテゴリ 自分を責める

痛みのカテゴリ 利用された

性的虐待に関連する痛みを表す言葉のチャートも含めました。 過去に性的虐待を受けたことのある方は、このチャートでも、各言葉の前に 0 ~ 10 を記入してください。

心の痛みを解決する方法

次の 4 つのステップが推奨されます。 まず、人を裁かずに、そのままの状態で受け入れます。 彼らは傷を負っているのです。ですから、こちらから攻撃などしません。 何よりも、彼らがあなたに打ち分ける痛みを受け入れてあげることです。

次に、その痛みを理解します。 私は、その人に何が起こったのかを理解するために心の痛みの問題 1 つについて質問しながらオフィスで 3 時間も費やすことがあります。

3 つ目に、その痛みを思いやります。 心に傷を負った奥さんを持つご主人は、奥さんの痛みを思いやってください。 心に傷を負ったご主人を持つ奥さんは、ご主人の痛みを思いやってください。 教会で「一生拒否され続けてきたため、苦しんでいる」と誰かがあなたに言ってきた場合、その人にこんなふうに言ってください。「あなたの傷ついた心を大切にしたい。 あなたを拒否せずに思いやる最初の友達になりたい」と。

最後に、痛みを解決するための祈りに導きます。このプロセスについては後で定義します。 興味深いことに、イエス様は人に対応する際、その罪、問題、失敗には焦点を絞りませんでした。 イエス様は、常にその人の心の中核に注目し、その人を思いやりました。

身につけていただきたいカウンセリングの方法は、人が他人との関係において苦しんでいるその痛みを思いやり、理解することを開始することです。

問題を心から解決する

心の問題を解決するうえで、問題には 2 つのタイプがあります。 まず、罪の問題があります。 罪の問題は認めて、悔い改める必要があります。 これらの霊的問題は、この章の冒頭で特定しました。

心の問題では、祈りによってイエス様にその人を導き、イエス様によって心を癒していただく必要があります。 イエス様が心を癒してくださると、その人の心の中に変化が起こり、心に平和がもたらされます。

イエス様は、祈りによってその人を導いたとき、言葉による生き生きとした描写、みことばからの節、思い、歌や賛美歌の一部、聖書の中の物語などによってその人の心に対応し、心に平和をもたらします。

私はコロサイ人への手紙 3 章 12 ~ 17 6節が好きです。パウロは「憐れみの心.....を身に着けなさい」と言っています。 憐れみの心を示すことを始めましょう。 つまり、相手が感じていることをい感じ、その人が心の中で感じていることを理解することです。 それが憐れみの心です。

過去からの痛みの解決を見つける

コロサイ人への手紙の 3 章 15、16 節では、パウロはキリストの平和が、心を支配するようにと言っています。 人の心が神のみことばに焦点を絞り、神のみことばがその心に浸み込み、その人生を変えてくださった神に対する感謝の気持ちに心が集中することを望みます。

この句ではパウロは造り変えられることについて 2 通りの説明をしています。 コロサイ人への手紙 3 章のこれらの節の少し前の節で、パウロは新しい服を着ることについて語っています。「古い人を脱ぎ捨てよ」と言っています。 これは、過去からの痛みや問題について、および他人を思いやることについて言っているのだと思います。 古い人を脱ぎ捨てて、新しい人を着てほしいということです。 人の人生が霊的に変えられ、その人の心の中が変革されるのは美しいものです。

2 番目に、神は私たちが新しくされること、造り変えられることを望んでおられるとパウロは言っています。 神の霊によって心を変えていただくことにより、私たちは新しくされることができます。 パウロは、することはすべて、言葉によるとわざによるとを問わず、神のみことばによって造り変えられた心を反映すると締めくくっています。

私は、あなたが自由になれるように、神があなたの心の痛みを取り去り、解決してくださるようお祈りします。 「心の問題の特定と解決のステップ」(6 ページ)をお読みください。 「Damaged Relationships(壊れた関係)」(7 ページ)をご覧ください。このセッションの後、あなたの父親があなたを傷つけた方法の横に「D」と書き込んでください。 あなたの母親があなたを傷つけた方法の横には「M」、そしてあなたの配偶者があなたを傷つけた方法の横には「S」と書き込んでください。 左側の縦の欄は感情の問題、性的虐待の問題、霊的な問題、そしてプレッシャー パターンを見ていき、これらの人がどのようにあなたを傷つけたかを特定します。 両親、配偶者以外の人があなたを傷つけた場合は、その人用のコードを作ってシートに書き込みます。

次のページ(ワークブックの 8 ページ の「痛みを表す言葉」チャート 18.3 では、痛みを表す言葉のそれぞれの前に 0 ~ 10 の数字を書き込んでください。 「0」は、痛みを経験したことがないことを意味します。 1 ~ 10 は痛みを経験したことがあることを意味し、痛みが大きいほど、大きい数値をその言葉の前に書き込みます。 その後、性的虐待による痛みを表す言葉についても、同様に行います。 それから、過去の痛みを分類し、傷ついた方法に基づきボックス(10 ページ)にまとめます。 そしてそのことについて配偶者に話してください。

最後に、ワークブックにはグループ スタディで問題を話し合って、解決が必要な問題に関連して相互に励まし合うために利用できるディスカッション クエスチョンが含まれています。

Copyright John Regier 2013 ー Japanese posting 2015 Phil Hamm Translation: Takako Mori Taylor
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